身体の不調を軽減させる瞑想法2選
ストレスを感じると、体の筋肉が緊張することがあります。体の緊張を解くのに役立つのがプログレッシブリラクゼーションと呼ばれる瞑想法です。座るか横になった態勢で深くゆっくり5回呼吸し、身体全体をリラックスさせます。それから、つま先を上に向けてから数秒止め、力を抜きます。次につま先を下に向けて数秒止め、力を抜きます。それから、ふくらはぎや太もも、腕やお尻などに力を入れた後に力を抜きます。
マインドルネスは呼吸に集中する瞑想法で、自分の心や体の不調を軽減させるのに役立ちます。静かで落ち着ける空間で目を閉じて深呼吸し、呼吸時の胸やお腹の動きや、息が入ってきたときの冷たさ、出ていくときの温かさなど、普段感じない体の動きに集中します。短時間でも毎日行うと効果があるとされます。
ポジティブな気持ちになれる瞑想法
ストレスは、自分や他の人への感情がもとで起きる場合があります。人間関係に起因したストレスを解消するには、慈悲の瞑想が適しているかもしれません。慈悲の瞑想は、ポジティブな感情を増やすとともにネガティブな感情を軽減するのに役立ちます。
慈悲の瞑想のやり方ですが、まず数分でもよいので静かな時間を確保し、ゆっくり座ります。目を閉じてから深呼吸を数回し、筋肉の緊張を取りましょう。それから、自分が完全な健康を取り戻し、心の平安を感じている様子を思い浮かべてみてください。平和や愛、感謝などの感情で心を満たしましょう。それから、「私が安全でありますように」「私が健康で平和でありますように」「私が幸せでありますように」「今日、私が感謝の気持ちを持ち、他の人に感謝できますように」など積極的な気持ちになれる言葉を声に出します。